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本記事は一般的な情報提供であり、利益や販売成果、法令・規約への適合を保証するものではありません。実際に仕入れ・販売する前に、各プラットフォームの最新の規約・手数料・禁止出品物、必要な許可や免許を、必ず公式情報でご自身で確認してください。
「何を仕入れればいいか分からない」——せどり・物販を始めた人が、最初にぶつかる一番大きな壁がここだと思います。出品の写真もタイトルも説明文も、そもそも「売れる商品を、利益が出る値段で仕入れられている」のが大前提なんですよね。
はじめまして、があすけです。せどり・物販(中古品や新品を仕入れて販売する仕事)を本業にしていて、令和3年に開業して今年でちょうど物販歴5年。Amazon・メルカリ・買取屋を中心に、家電やアパレルを毎日仕入れて売っています。
正直に最初に言っておきます。僕も最初の頃、「リサーチをサボって直感で仕入れた商品」で何度も在庫を抱えました。「これ人気そうだな」で買って、いざ売ろうとしたら相場が思ったより安く、手数料と送料を引いたら赤字——というやつです。リサーチをちゃんとやるようになってから、この「仕入れミス」がぐっと減りました。
そして最近よく聞かれるのが「AIを使えばリサーチがラクになりますか?」という質問。答えは「YESだけど、使い方を間違えると逆に危ない」です。この記事では、物販・せどり初心者に向けて、現役の物販プレイヤーが実際にやっている「仕入れリサーチの型」と、それを時短する「AIの正しい使いどころ(と、やってはいけない使い方)」を、コピペで使えるプロンプト付きで公開します。
この記事で分かること:
- AIは「儲かる商品」を当てる魔法ではない、という大前提
- 物販プロが仕入れ前に必ず見ている「リサーチの5要素」
- AIが“得意なこと”と“絶対に任せてはいけないこと”の線引き
- 仕入れリサーチをAIで効率化する手順とコピペ用プロンプト
- せどりで気をつけるべき法律・規約(古物商許可・禁止されている転売)
結論:AIは「儲かる商品」を当てる魔法じゃない
先にいちばん大事なことを言います。
AIに「何を仕入れれば儲かる?」と聞いても、正しい答えは返ってきません。
理由はシンプルで、AIはリアルタイムの相場データを持っていないからです。「今メルカリでいくらで売れているか」「Amazonの価格がどう推移しているか」は、その時々で動く“生の数字”。AIはそれを正確には知りませんし、聞くとそれっぽい数字をでっち上げる(ハルシネーション)ことすらあります。この数字を信じて仕入れると、普通に赤字になります。
じゃあAIは仕入れに使えないのか——というと、そうではありません。正解はこうです。
相場・利益の「数字」はツールと自分の目で取る。AIは「リサーチの設計と効率化」に使う。
設計図(どこを・どう調べるか)と、調べたあとの整理・計算をAIに手伝わせるイメージですね。これなら、AIの弱点(生の数字を知らない)を踏まずに、強み(整理・言語化・計算が速い)だけを使えます。
物販プロが仕入れ前に必ず見る“リサーチの5要素”
「リサーチ」と言われてもピンと来ないと思うので、僕が1商品を仕入れるかどうか決めるときに見ている5つを公開します。AIに頼る前に、この型を頭に入れておくのが超重要です。
① 需要:そもそも売れているか(回転)
どんなに利益が出そうでも、売れなければただの在庫です。まず「この商品、ちゃんと買う人がいるか(どれくらいの頻度で売れているか)」を見ます。
- メルカリなら「売り切れ(SOLD)」がどれくらいの数・どれくらいの間隔で出ているか
- Amazonなら売れ筋ランキングや価格の動き
(物販で効く理由:利益率が高くても“半年に1個しか売れない”商品は、お金が在庫に化けて動かなくなります。初心者ほど「回転(売れる速さ)」を優先した方が安全です)
② 相場:いくらで売れているか(“出品価格”ではなく“成約価格”)
ここを間違える人がすごく多いです。見るべきは「今いくらで出品されているか」ではなく「実際にいくらで売れたか」。
- メルカリは「売り切れ」商品の値段を見る(出品中の高い値段を相場と勘違いしない)
- Amazonは過去の価格推移を見る(後述のツールが便利)
(物販で効く理由:出品価格は“売り手の希望”であって相場ではありません。売れた値段だけが本当の相場です)
③ 仕入れ値と利益計算:手数料・送料を必ず引く
「1,000円で仕入れて2,000円で売れる=1,000円の儲け」ではありません。ここに販売手数料・送料・梱包材が乗ってきます。
- メルカリ:販売手数料(執筆時点で売れた価格の10%)+送料
- Amazon:販売プランの費用、カテゴリ別の販売手数料、(FBAを使うなら)配送代行手数料・保管手数料など、複数の費用がかかる場合があります
※手数料・送料・配送方法・キャンペーンは変わることがあります。実際の数字は、各サービスの公式ヘルプで最新の情報を確認してください。
(物販で効く理由:この計算を省くと「売れたのに赤字」が起きます。手数料と送料を引いた“手残り”で考えるのが鉄則です)
④ ライバルと在庫数:自分が売り切るまでに値崩れしないか
同じ商品を売っている人が大量にいると、価格競争で相場が下がっていきます。「今の相場」だけでなく「自分が売るころの相場」を想像します。
- 出品者がやたら多い/在庫がだぶついている商品は、値下げ合戦になりがち
- 逆にライバルが少なく、安定して売れている商品は狙い目
(物販で効く理由:仕入れた瞬間がいちばん高くて、売るころには下がっている——これが値崩れ商品の典型です)
⑤ リスク:規約・真贋・法律でアウトじゃないか
最後に必ず確認するのが「これ、そもそも売っていい商品か」。ここを飛ばすと、利益どころかアカウント停止や法律違反になりかねません。
- ブランド品の真贋(ニセモノを売ると犯罪・規約違反)
- 各プラットフォームで出品禁止のジャンル(メルカリは、法令違反品・偽ブランド品・手元にない商品の出品・電子チケットなどを禁止しています)
- 法律で転売が制限されているもの(後述)
(物販で効く理由:1回のアカウント停止で、それまで積み上げた信用と売上がゼロになります。リスク確認は“儲け”より優先です)
AIの“得意なこと”と“任せてはいけないこと”
5要素をふまえて、AIの線引きをはっきりさせます。ここを理解しておくと、AIに振り回されません。
AIが得意なこと(任せてOK)
- リサーチの「型」や「チェックリスト」を作る
- 商品名・型番から、特徴や「どんな人が欲しがるか」の仮説を整理する
- 利益計算のフォーマット(手数料・送料を引く計算式)を作る
- 自分が集めた数字を渡して、仕入れ判断を“壁打ち”する
- ジャンル選定の相談相手になる
AIに任せてはいけないこと(絶対NG)
- 「今の相場・売れた価格」を聞く(リアルタイムの数字は知らない=でっち上げる)
- 「これ仕入れれば儲かる?」と最終判断を丸投げする
- 真贋判定(本物かニセモノか)をさせる
- 法律・規約の最終OK/NG判断を丸投げする
ポイントは、「数字」と「最終判断」は人間とツール、「整理・言語化・計算の型づくり」はAI、という役割分担です。
仕入れリサーチをAIで効率化する手順(3ステップ)
実際の流れはこの3つです。
ステップ1:自分で“生の数字”を集める
ここは人間の仕事です。メルカリの売り切れ価格、Amazonの価格推移など、実際のデータを自分の目で集めます。
- メルカリ:狙う商品を検索 → 「販売状況:売り切れ」で絞り込み → いくらで売れているか・どれくらいの頻度で売れているかをメモ
- Amazon:価格推移を確認できるツール(例:Keepa など。利用可否や規約適合は各自で確認してください)を使うと、過去の値動きや売れ筋の傾向がつかみやすいです
ステップ2:集めた数字をAIに渡して整理・計算させる
集めた数字を、下のプロンプトに流し込みます。AIに利益計算と、仕入れ判断の壁打ちをさせます。「この数字だと仕入れていい?」ではなく「この数字を整理して、判断に必要なポイントを挙げて」と頼むのがコツです。
ステップ3:最終判断は自分でする
AIの整理はたたき台です。「回転は十分か」「値崩れリスクはないか」「規約・法律は大丈夫か」——最後の仕入れ判断は、必ず自分で下します。ここはお金が直接動くところなので、人間の仕事です。
コピペで使える配布プロンプト
そのまま使えます。【 】を自分の情報に置き換えてAIに送ってください。価格は必ず自分で調べた実数字を入れてください(AIに相場を“作らせない”のが最大のコツです)。
① 仕入れ判断の壁打ちプロンプト
あなたはせどり・物販に詳しいリサーチのアシスタントです。
私が自分で調べた数字をもとに、この商品を仕入れるべきか判断するための
「考えるポイント」を整理してください。※相場や価格をあなたが推測・創作するのは禁止です。
【私が調べた数字】
・商品名/型番:
・売れた相場(実際に売れた価格・自分で確認済み):
・売れている頻度(例:週に何個売れているか):
・想定仕入れ値:
・販売プラットフォーム:(メルカリ / Amazon など)
・販売手数料の割合:
・想定送料・梱包材費:
【お願い】
1. 上の数字から「手数料・送料を引いた手残り(利益)」を計算する
2. 利益率(手残り ÷ 売値)も出す
3. 回転(売れる速さ)と利益のバランスを評価する
4. 値崩れ・在庫過多のリスクとして、私が追加で確認すべき点を挙げる
5. 規約・法律で私が確認すべきチェック項目を挙げる(最終判断は私がします)
出力:
① 利益・利益率の計算結果
② 仕入れ判断で見るべきポイント(箇条書き)
③ 私が追加で確認すべきこと
※相場や売れ行きの数字を勝手に補完しないこと。足りない情報は「要確認」と書く。
② 利益計算フォーマット作成プロンプト
せどりの利益計算用に、以下を引いて「手残り」を計算する式を作ってください。
・売値
・販売手数料(売値 × ◯%)
・送料
・梱包材費
・仕入れ値
手残り=売値 −(手数料+送料+梱包材費+仕入れ値)になるように、
私が数字を入れるだけで使える表(テンプレ)の形で出してください。
③ 出品前のリスク確認チェックリストプロンプト
せどり初心者向けに、商品を仕入れて出品する前の
「リスク確認チェックリスト」を作ってください。
・出品先(メルカリ/Amazon)で禁止されていないジャンルか
・ブランド品なら真贋(本物かどうか)の確認方法
・法律で転売が制限・禁止されていないか
・古物商許可が必要なケースか
チェックボックス形式で、初心者にも分かる言葉でお願いします。
※最終的なOK/NGは私が公式情報で確認します。一般的な注意点として挙げてください。
※③でAIが出すチェックリストは、あくまで一般的な注意点の“たたき台”です。最終的なOK/NGは、必ず公式情報(各プラットフォームのガイドライン・法律の一次情報)で自分で確認してください。法律や規約の判断をAIに丸投げするのは禁物です。
AIに任せてはいけない3つの注意点
便利ですが、ここを外すと大ケガします。最低限ここだけは人間が守ってください。
① 相場・価格をAIに“聞かない”(ハルシネーション)
くり返しになりますが、これが最重要です。AIはリアルタイムの相場を知りません。「メルカリでこれいくら?」と聞くと、正確でない“それっぽい数字”を出すことがあります。その数字を信じて仕入れると赤字に直結します。価格は必ず、自分の目で実際の売れた値段を確認してください。
② 古物商許可が必要なケースに注意
中古品を「転売目的で仕入れて売る」のを継続・反復して行う場合は、古物営業に該当する可能性が高く、原則として古物商許可(各都道府県の公安委員会=警察への申請)が必要になります。「自分の不用品を売るだけ」なら基本的に不要ですが、利益目的で中古を継続的に仕入れて売るせどりは、許可が必要になるケースが多いです。僕も開業時に取得しました。判断に迷う場合は、始める前に管轄の警察署(公安委員会)や、警察庁・各都道府県警の公式情報で必ず確認してください(ここもAIに最終判断させてはいけません)。
③ 法律で禁止・制限された転売はやらない
利益が出そうでも、法律でアウトな転売があります。代表的なものだけでも:
- 特定興行入場券の不正転売(コンサートやスポーツなどの一部のチケットは、チケット不正転売禁止法で不正な転売が禁止されています)
- 偽ブランド品・コピー品(販売は商標法違反などの犯罪)
- 酒類・医薬品・管理医療機器や、中古品の継続的な売買(古物営業)など、販売に許可・届出・免許が必要になり得るもの
「みんなやっているから」でやると、アカウント停止どころか法律違反になります。少しでも不安な商品は、公式情報で確認するか、扱わないのが安全です。
さらに差がつく、ちょっとしたコツ
- 得意ジャンルを1つ決める:あれもこれも調べると消耗します。まずは自分が詳しいジャンル(家電・アパレルなど)に絞ると、相場感が早く身につきます。
- 「手残り」で考えるクセをつける:売値ではなく、手数料・送料を引いた“手元に残る金額”で判断する。AIの利益計算プロンプト(②)を保存しておくと一瞬です。
- リサーチ結果をメモに残す:仕入れた/見送った理由を一言残すと、自分だけの“相場ノート”がたまり、判断が速くなります。
- AIは「壁打ち相手」と割り切る:最終判断は自分。AIは考えを整理してくれる相棒、くらいの距離感がちょうどいいです。
よくある質問(FAQ)
Q. AIに「儲かる商品を教えて」と聞けばいいんじゃないの?
A. 残念ながらダメです。AIはリアルタイムの相場や売れ行きを知らないので、答えは“それっぽい作り話”になりがちです。儲かる商品は、自分で生の数字を調べて見つけるしかありません。AIはその調べ方や計算を助ける役です。
Q. リサーチツール(Keepaなど)は必須ですか?
A. 必須ではありませんが、Amazonの価格推移を見るならあった方が圧倒的にラクです。まずはメルカリの「売り切れ価格」を見るだけでも立派なリサーチになります。
Q. 古物商許可って、初心者でも取れますか?
A. 取れます。各都道府県警(公安委員会)への申請で、個人でも取得できます。中古を継続的に仕入れて売るなら必要になるケースが一般的なので、本格的にやる前に公式情報を確認しておきましょう。
Q. 無料のAIでもリサーチに使えますか?
A. 使えます。この記事のプロンプトは無料のAIでも動きます。ただし「価格を聞く」のではなく「自分が集めた数字を整理・計算させる」使い方を守ってください。
まとめ
仕入れリサーチ × AIは、こう考えるとシンプルです。
数字は自分とツールで取る。AIは整理・計算・型づくりに使う。
- AIは「儲かる商品」を当てる魔法ではない(相場を知らない=でっち上げる)
- 仕入れ前に見る5要素:需要/相場/利益計算/ライバル・在庫/リスク
- AIに任せるのは「リサーチの設計・整理・利益計算」まで。数字と最終判断は人間
- 古物商許可・禁止転売など、法律と規約は公式情報で必ず確認
リサーチは地味ですが、仕入れの失敗(在庫・赤字)を減らすうえで一番大事な工程だと感じています。もちろん、しっかり調べても利益が出るとは限りませんし、相場や規約は変わります。だからこそ、AIで効率化しつつ、最後の判断は自分の目で——この積み重ねが、物販を続けていくうえでの土台になります。
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